United Nations Day of VESAK, Celebration and International Buddist Conference
「国連ウェーサクの日」 祝賀式典および国際仏教徒会議
国連ウェーサクの日・日本委員会 公式ホームページ
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2015
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2016年度
第13回 国連ウェーサクの日祝賀式典
シリキット王妃陛下の84回目の祝賀
同時開催
開催期間 2016年5月22日~23日
会場
  • マハチュラロンコーン仏教大学アユタヤキャンパス
  • 国連アジア太平洋経済社会委員会大会議場 バンコク
主催
  • 国連ウェーサクの日国際委員会
メインテーマ
世界平和への仏教の進むべき道
サブテーマ
世界平和の仏教の教育、環境保全への仏教の貢献
参加数
  • 世界85カ国からの2,000人
2015年度 報告

第13回国連ウェーサクの日祝賀式典は2016年5月22日から23日まで2日間にわたりタイで開催され世界85カ国から2000人の仏教徒が参加した。会場は例年通り初日の5月22日はマハチュラロンコーン仏教大学のアユタヤ大ホール、5月23日は国連アジア太平洋経済社会委員会大会議場で実施された。

「世界平和への仏教の進むべき道」をメインテーマとし、「世界平和への仏教の教育」と「環境保全への仏教の貢献」がサブテーマとして多くの講演やシンポジュームが行われた。

初日はタイ僧団の最高位であるソムデット・プラ・マラチャマンガラジャン大僧正を迎えて三宝礼拝で開幕した。大僧正はブッダが説かれた教えを胸に団結して行くことは自然や人間の危機といった様々な危機を乗り越えることができると説いた。

主催者を代表して国連ウェーサクの日国際評議会のプラ・ブラマプンディット議長がスピーチを行った。世界が直面している持続的な開発・気候変動・教育・平和構築の4つの課題をもってメインテーマである「世界平和への仏教の進む道」の内容を説明した。また新憲法の制定や国民投票の実施が予定されるタイで対立が解消されることを期待しており仏教がその調整役として貢献したいと述べた。

2日目はバンコク市内の国連会議センターで開催された。国連やユネスコ代表のスピーチ(代読)に続いて世界各国の各団体代表が登壇してメッセージやスピーチを披露した。日本から参加した世界連邦日本仏教徒協議会の玉川覚祥副会長は「世界各地で戦争や紛争が絶えない今、仏教の教えが戦争の契機となったことはなく、仏教はまさに平和の教えである。」玉川師は法華経が2千年前、ガンダーラ地方で編纂された歴史を説明し、「ギリシャ・ローマの文化、ユーラシア大陸の文化が融合し多様な言語の人々が平和に暮らしていた。」「経済、文化が反映し、多様な価値観の平和的な統合をコンセプトとして編纂されたのが法華経である。その平和の教えである仏教が、世界の思想、世界の哲学にならなければならない。このウェーサク祝典がそのための発信の場所となることを祈ります」と述べた。

2日間を通して議長の提起した持続的な開発・世界の気候変動・教育・平和構築を中心に多様な意見が提示された。そして最後に平和構築に対する仏教の貢献、仏教徒としての節度ある生き方、共通仏教テキストの発行、来年の開催地をスリランカにすることなどを謳った2016年度のバンコク宣言を採択して開幕した。

プラ・ソーポン・ワチラポーン
日本からの参加者(以下の方々を含め日本からは約80名が参加)
  • 世界連邦日本仏教徒協議会
    叡南覚範(会長、天台宗毘沙門堂門跡門主)、 玉川覚祥(日蓮宗霊跡本山妙法寺貫主)、 西郊良光(天台宗円満寺住職)、 渡辺亨(天台宗)
  • 高野山真言宗
    近藤説秀(高野山恵光院)、 飛鷹全法(高野山三宝院)、 水木無我(タイ日本人納骨堂住職)
  • ITRI
    松本廣(代表)、 松本正二(副会長)、 浅川喜代(副会長)
  • 世界青年仏教徒フォーラム
    ラリット・バクシー(会長)
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