2008年
国連ウェーサクの日祝賀式典報告 2008年度 報告
仏暦2551年/西暦2008年5月18日にタイ-バンコクの国連アジア太平洋センター会議場にて国連ウェーサクの日祝賀式典が盛大に開催されました。 マハチュラロンコーンラジャウィタヤライ大学が実行役となり、タイ政府と日本側(ITRI)が協力して行われたこの式典にはアジアを中心に30カ国から2000名の代表団(ブッダモントン会場を含む)の参加がありました。 日本からは世界連邦日本仏教徒協議会とインナートリップ霊友会インターナショナルの約380名が参加しました。 サマック首相は本来この式典中は海外訪問中であり、欠席が想定されていましたが、ご自身で予定を変更し、この式典に間に合わせて帰国されました。仏教を敬い、深い知識をお持ちのサマック氏の長時間のスピーチは来場者を感動させました。 この模様はタイ全土にテレビ中継として流され、また多くの新聞の1面に大々的に掲載されタイ国民にとってもめでたいウェーサク式典となりました。 叡南覚範大僧正は午前中の式典では基調講演としてタイサンガの大僧正の後に、また午後のITRIの国連特別協議資格取得祝賀会でも祝いのスピーチをされました。 IOC(国連ウェーサクの日祝賀式典の国際組織委員会)による国連ウェーサク式典がホスト国を変えて開催していますが、それに加えて、国連のアジア太平洋本部においては1999年12月の第54回国連総会の決議に従い、アジア太平洋地区の国連施設として恒久的に毎年5月の満月の日にウェーサク式典を行うこととなりました。 ベトナムのハノイでは2008年5月13日から17日までIOC主催の第5回国連ウェーサクの日祝賀式典および国際仏教徒会議が開催され、ベトナムで参加を終えた多くのIOC委員がそのままこの式典に参加いたしました。 |